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初めてのプラネタリウムにドキドキと胸を躍らせながら先を歩く親跡さんに続く。
広い館内に高い天井に気を取られていると急に立ち止まった親跡さんの背中にぶつかってしまった。
「っと、ごめんなさい…」
慌てて親跡さんのシャツにファンデが付着していないか確認。
大丈夫そうなのを確かめてホッとしたのも束の間、親跡さんが気まずそうな表情で振り返る。
「……どうかしました?」
「………すみません…」
謝る彼を不思議に思いながらその先を見ると、大きなソファーベッドのようなシートがあった。
「知人からチケットを譲って貰ったはいいけれど、よく調べもせず…」
「このベッドみたいなやつに二人で座るんですか?」
「………みたいです」
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