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「それはこちらで用意した。俺は市販のものは信用していない」
「はい、はい。先輩の納得のいく物を使ってください」
リリアムはシャワーを浴びるとすぐに、グリアをベッドに押し倒した。
「待て、髪くらい乾かせ」
リリアムの長い髪は雫こそ垂らさないが、まだしっとりと湿っていて重い。
「そのうち乾きますって」
「これを持ってきた。まだ企画段階だがな。ずいぶん吸水するようになってきたから試してみろ」
グリアはここ最近、鉱物が原料の乾燥材を紙状にする実験をしていた。水害の後片付けや、病室の清掃に使うつもりだ。
グリアが差し出した灰色がかった紙で濡れた髪を包むと、水分が紙の方に移動するのが分かる。
何度か押し付けるうちに、リリアムの髪はあっという間に乾いていく。
「すごいですね! もうこんなに水を吸うようになったんですか?」
「まだ厚さがいまいちなんだ。しかし、今日はこれが必要かと思ってな……」
グリアは意味ありげにリリアムの下腹に触れる。
「やだ、先輩ったら、破廉恥!」
リリアムは嬉しそうにグリアに跳びかかると、性急にグリアの服をずらし、局部を露出させる。何度か触らせてもらったことがあったが、力を持つところはまだ見たことがない。
「そうそう、これこれ」
まだやわらかい陰茎を優しく持ち上げて、先を上に向けると唇で啄むように触れる。
グリアの体臭を期待したが、既に体を清めてから来たのか、口に入れてもきれいな味しかしない。
丁寧に舌を這わせると、陰茎は力強く勃ち上がり、あっという間に喉を塞がれた。リリアムは危険を感じて、一度口を離して息をつく。
「あー、コレはヤバい。ちょっと無理な大きさ」
これのせいで、昨日は酒場の娘との逢瀬に集中できなかった。ずっと体の奥がうずいているのも、これのせいだった。
リリアムは腹立ち半分で、自分をほぐすのもほどほどに、グリアに避妊具をつけると上に跨った。
「で……でかっ……」
ぐっと丸い肉が秘部を押し上げるが、膣口が引き伸ばされるばかりで、沈んでいく様子がない。
「おい、早まるな。裂けるぞ」
「いけます。中は濡れてるので」
接した部分が擦れ合ってちゃぷちゃぷと音を立てるが、なかなかその先まで進まない。
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