白い世界とシロ

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「悟、これからもよろしくね」 「こちらこそ、よろしくな優子」 結婚式会場への扉が開いていく。 「せーのっで入ろうよ」 優子は子供のように無邪気に笑いながら、手を差し出した。 「俺は優子のそういう所が好きだ」 俺は優子の手を、離さないようにぎゅっと握る。 「せーのっ!」 俺達は、新たな一歩を大きく踏み出した。
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