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これでもかと戦うドア
ドイツに来て最初に泊まったホテルは、フロントの人が日本語単語を少しわかるおじさんで、『おやすみなさい』と言われてほっこり。
入国審査など言語の問題でどっと疲れたので、ようやくシャワーと布団だ!と、思ってルームキーをかざしたら……開いたっぽい音がするのにドアノブを下げて押しても開かず。
引くの……?
と、思って引っ張ってみても開かない。
異国で1人で混乱して、どどどどどーしよう!と慌てながら思いっきり力を入れてドアノブを下げたら『ガコン』という地味な音と共にそれまでより位置が下がって開いたのです。
開いたんですよ(強調)
え?ええ?
と、またまた混乱してもう一度試してみたら、やっぱり力を入れてドアノブを下げると開きます。
『力を入れる』の力とは、日本のドアを開けるのに必要な力の3倍以上かも?
そのホテルだけかと思ったら、ドイツのドアってホテルに限らずちょいちょいそういう、これでもかと力を入れないと開かないドアがあります。
別のホテルは、開けるときは普通でしたが、部屋を出てドアを閉めたときにピーピーアラームが鳴り。
翻訳アプリに入力して、慌ててフロントに聞きに行きました笑
そしたらジェスチャーと英語で、『力いっぱい閉めれば止まる』と言われ。
これでもかと力を入れて実行したら……
止まったんですよ……
ドイツには時々こういう戦うように開閉しないといけないドアがあるので、要注意。
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