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ドイツ人のお食事事情①生魚は食べない?
ドイツに移住する前、ネットや本で培った情報を頭の中でまとめたイメージから『ドイツ人は生魚を食べない人が多い』と認識していました。
『わたし』は『Terence and Renna』という名義で、
ドイツ人男性と共作した『catholic Re:load』というインディーズ小説を出版したことがあります。
その作品のヒロインはドイツ系ユダヤ人。生魚は食べたことがなく日本食も知らない人として書きました。
書きましたが……
あのね、ごめん……
ドイツ人生魚好き。お寿司も酢飯も好き。
スーパーにも生魚は売っているし、ポケボウルという寿司ライスの上に生魚(もしくは鶏肉)や野菜をのせた、いわゆる丼もよくあります。
おしゃれなカフェにも当たり前のようにポケボウルのメニューがあり、そして寿司ライス系はだいたいテリヤキソースがかかっています。
ドイツ人、テリヤキソースとても好きなのです。
海外の日本風の何かってディテールが間違っているイメージがありませんか?
『わたし』はありました。
しかし実際に体験してみてびっくりしたのが、日本風のものの再現度が高い!
ドイツの都市部だけかもしれませんが、日本風のポケボウルはきちんと日本風のお米を使っていて馴染みのある味になっています。
とはいえやはりここはドイツ!味付けはまたちょっと違って、テリヤキソースをドバドバかけるのが好き。
あと生魚を食べるといっても、ドイツ人は基本的にラクス(サーモン)とトゥーンフィッシュ(マグロ)くらいしか食べません。
オランダ人はニシンを生で食べるようですが、ドイツは本当にこの2種類の生魚ばかりです。
ドイツ人って何故か(同盟国だった絆?)日本好きが多いので、食べ物もそれ以外のことも、日本文化にきちんとリスペクトがある感じがします。
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