ドイツ人のお食事事情②味がしないと食べられない

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ドイツ人のお食事事情②味がしないと食べられない

田舎のほうになるとまた違うらしいですが、流行りのものが入ってきやすい都市部にはお寿司やラーメンが好きなドイツ人はたくさんいます。 最近ではベルリン在住のドイツ人にタピオカドリンクが浸透してきたようです。 日本だともうブームは落ち着いたと思いますが、ドイツの都市では今なのですね。 さて、そんな都市部のドイツ人の皆さんは箸の扱いなんてお手の物。 特に都市部の高学歴層は『文化を尊重するために日本食のときは必ず箸』という価値観の人もいます。 ドイツ人は違いに寛容なのです。 『わたし』は『catholic Re:load』の中で1930年代のドイツを舞台の1つにしたので、当時のことたくさん調べましたが、 かつてあんなに大きな問題を起こしたドイツが、今では異文化に優しいなんて興味深いです。 そんな紳士・淑女的なドイツ人さんたちなのですが、やはり文化か……日本人とは違う部分もありまして。 とにかく味が濃くないと食べられないことがあるのです。 例えばお寿司! 日本人の価値観ではびっくりするくらい、お寿司に醤油を大量につけるなんて当たり前です。 ドバドバという表現のほうがしっくりくるかもしれない笑 お寿司だけではなくて、スーパーに売っているサラダとかでも信じられないくらいドレッシングがたっぷり入っています。 ドイツ人は濃い味がお好み。 だいたいの料理やお惣菜の味付けが濃いです。 そしてなんと!ドイツ人って、お米とおかずが分離している状態だと食べられないそうです。 そのためお寿司のようにネタがのっている状態の食べ物や、丼になっているポケボウルが人気なのかと、がってん納得!(?) ドイツによくあるメニューの謎が全て解けたといわんばかりのすっきり爽快感がありました(?) 文化の違いで面白いのは、日本風餃子の食べ方。 ドイツでは日本のように餃子のタレを使うのではなく、クリーミーゴマドレッシングみたいなのをドバドバかけていることがあります笑 美味しいの……? 『わたし』は未体験だから不明です。 あとはエダマメとシイタケも、ドイツ人結構食べている印象です。そしてこの2つは日本語で『エダマメ』『シイタケ』と言っても通じます。 スーパーで売っている商品にもローマ字で書かれています。 定番のものから意外なものまで、ドイツ人は日本料理や日本の食材を食べていますし、よく見かけます。 生活に馴染んでいるという点では、多くの日本人が思っている以上かもしれません。
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