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FlixBusのトイレ
ヨーロッパ間を格安移動したいなら、FlixBusという長距離バスを利用できます。
ドイツ(フランクフルト)――オランダ(アムステルダム)の行程なら、座席指定もして片道約4千円という料金。
航空券が安くても片道3万円くらい、ドイツ版新幹線でも確か2万円くらいなのを考えると破格の安さです。
ドイツ生活が始まってしばらく経ってから、このFlixBusでアムステルダムまで行きまして。
FlixBusの乗り方や感想はネットで調べれば出てくるのですが、欲しい情報が見つからなかったのがトイレについてです。
FlixBusには『トイレがついています』という情報はたくさん出てきますが、
①トイレのドアは普通に開くのか
②電気を点けるボタンはすぐにわかるのか
③鍵はどう閉めるのか
という情報が見つかりませんでした。
(トイレは乗車口のすぐ横であることは、ネットで確認できました)
朝7時にバスに乗り、1時間後の8時過ぎにトイレに行きたくなり(早)
でもトイレのドアが開くか不安で(日本なら開かないなら開け方を誰かに聞けますが、言語に不安があるとこういうときのハードルは凄く高いです)
なかなか勇気が出ず。
でもアムステルダムまで休憩なしであと6時間乗ると考えたら、
ある瞬間に、ええいやけくそだあ!
と、立ち上がることができ。
トイレに行ったら普通にドア開いた。
取っ手持って自分側に引っ張るだけで軽やかに開いた。
どうして『わたし』がこんなにビビッていたかというと、前回のエッセイの『これでもかと戦うドア』の経験が何度もあったからです。
ちなみにトイレのドアを開けたら電気は自動で点いたので、ボタンを探す必要はありませんでした。
鍵は日本によくあるタイプと同じでつまみをひねればかかり、反対側にひねれば空きました。
水を流すボタンの位置も、矢印マークまで書かれてわかるようにアピールされていたのでわかりました。
トイレは凄く狭くてゲルマン系の人だと大変ではないかという情報も見ていたので、特に驚きもせず。
ただ……
ただ……
予想外だったのが、便座の高さ。
座ったら足が届かないの笑
そこだけはゲルマン民族に合わせて作られていました笑
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