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49 大輝と直人の因縁《大輝視点》
「大輝オメエ陽加と付き合った公表してた癖に光希も恋人ってなんだ!遊びか?」
「違げーよ!色々あったが両思いで陽加とも 光希とも付き合ったんだ。
俺は2人とも本気で好きだし、
互いに愛し合ってる。陽加と光希もだ。
ややこしいが上手く3人でも仲良くやってる」
「ならなんで光希の事は伏せたんだ?」
「陽加の事を公表したのは溜まり場で一部に睨まれてるって話や狙ってる奴も多いから守る為に公表しただけだ。光希を愛してないとかじゃねぇよ」
「本当テメェはご都合主義だな!
テメェみたいなクズに付き合わされてる2人が可哀想だな。そんな恋愛続かねぇよ」
「そこまで言ってやるなよ直人。
けど大輝、直人にも一理ある。
確かに3人でなんかずっとは続くとは限らないし、甘くないよ?
特に光希は少しやつれたように見える。
彼にはストレスなんじゃないの?」
「やつれてる…光希が?」
「テメェは四六時中居るから気付かねんだよ。
アイツは自分が二の次だと思ってんだろうぜ…
今日の公表で尚更傷を負わせた
要はテメェのせいだよ」
「・・・・・」
「まぁいつかはどちらかを選ばなきゃ
いけないんじゃないか大輝?
じゃなきゃ2人が可哀想だ。
いつか2人は考えるぞ?
自分は愛されてるのかってね」
「恋愛ダメダメのテメェには理解出来ねぇ
だろうがな。2人まとめてなんてなぁ、
んな都合よくなんていかねんだよ!
テメェじゃ尚更な」
コイツらは俺に光希の事で腹を立ててんだろうな。まぁ直人とは昔から犬猿だがな。
今は中間にいた咲哉も居ない
「お前らは光希が好きなんだろ?
でグダグダ遠回りに別れろって言いたい訳だ?
俺は陽加も光希も別れたいと言うなら無理に止めるつもりはないと思ってる。
でも俺はアイツらが好きだし、俺からは別れねえよ。
こんな女々しい事しねぇで光希と向き合うんだな」
「テメェ!」
胸ぐらを捕まれた、光一はただ見てるだけか。
「久しぶりにやるのか?
なら手加減はしねぇぞ?」
「上等だオラッ!」
掴んでる反対の手でパンチしてきたが受け止めた。直後に
「直人!暴力しないでって言ったよ!」
「全く2人とも手を出しちゃだめだろ?
暴力は禁止だ」
光一の奴そう言うことかよ…光希の株上げか
「チッ!」
直人は渋々離した
「よし2人とも帰ろうな…話は済んだ」
「うん早く帰ろ?」
「じゃあまたね直人光一」
「とにかく俺の気持ちは変わらねぇから、
じゃあな」
「テメェ!覚えてろよ!」
忘れてやるよ
その後俺達は繁華街を後にして自宅に着いた。
「今日は疲れたな、光希ごめんな不安にさせたなら謝るよ。お前の事も近い内に公表する。
お前の事を心から愛してるよ光希」チュッ
「嬉しいよ改めて言われると照れちゃうなぁ。
確かに不安になったのは事実だけど愛されてるのは分かってるから」
「ねっ?言った通りでしょ?
嫌いになる筈ないんだから」
「直人と光一は俺っちの事で言い争ってたんでしょ?2人は俺っちが好きなんだよ。
何度も告白されたけど断ってきたんだ」
「何となく知ってたし、確かにそうだよ。
だからお前に嫌われない限り別れないとは伝えた。3人の恋愛が気に食わないらしい」
「別れないよ!良いじゃん言わせとけば」
「うん俺らは3人仲良くやってるし、幸せだよ。不満なんかいないし、ずっと側にいるよ」
「ありがとな陽加、光希」
「ねぇ大輝…俺っちねそろそろ限界なの…陽加もお尻良くなったからしよ?陽加はどう?」
「うん大丈夫だと思う」
「性欲はあるが、気分がさっきの今じゃなぁ」
「じゃあ寝室行こ?
気分上げてあげるよ、ハーレムセックスをね?
それに俺っちを不安にさせたんだからお仕置きね?」
「大輝…ほら」
2人が手を引いてベットまで行った。
「久しぶりの3Pだな…」
「愛をたっぷり注いでね?ダーリン」チュッ
「俺だって負けないし」
可愛い2人の恋人とようやく揃ったんだ。
もう離さねぇ
「じゃあ長い夜の始まりだねフフッ」チュッ
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