デートの前日

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デートの前日

ハヤトと設楽カガリは、正式に、カップルになった。 LINE交換して、朝のおはようから、お休みなさいと会話した。 そして、土曜日、会うことになった。 奥手なハヤトは、キョウヘイに、相談した。 キョウヘイは、ただ一言。 「おめでとう!!キミ達の話しを聞いたけど、いやぁ、まさか、恋人になるなんて思わなかったよ~。まぁ、ぶっ飛んだ内容だけどね?キスしたら、旦那さま扱いなんて、面白い娘なんだな。設楽カガリちゃんは」 キョウヘイは、嬉しそうだった。 俺の相談に乗ってくれた。 「年頃の女の子だから、まず、軽い食事をしながら、ゲームセンターか、カラオケ、もしくは映画かな。より仲良くなるぞ?」 的確な、アドバイスだった。 普段、スチャラカな性格だが、こういう相談は、タカヤより良かった。 「初デートの結果、また、聞かせてくれ。小説のネタになるから。それと、大切な事だが」 キョウヘイは真剣に言う。 「いくら、仲良くても、まだ未成年だ。セックスするなら、ゴムつけな?子どもが出来たら、向こうのご両親に、責任取らされるからな?男なら責任取りな?幸せを与えるのが、男のチカラ、お前の行動で決まるからな」 そう言ってLINEを切った。 当日のデートプランを考えた。 いつも、ゲームかアニメや漫画を読んで土日過ごしていたが、今回は違う。 初デート、彼女とのデートで、緊張していた。車も、あるし、どこに行くか、悩む。 いろんなことを、考えて、もう、23時00分だ。 そして、寝た。 明日が楽しみだ。修学旅行を思い出した。
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