4人が本棚に入れています
本棚に追加
デートの前日
ハヤトと設楽カガリは、正式に、カップルになった。
LINE交換して、朝のおはようから、お休みなさいと会話した。
そして、土曜日、会うことになった。
奥手なハヤトは、キョウヘイに、相談した。
キョウヘイは、ただ一言。
「おめでとう!!キミ達の話しを聞いたけど、いやぁ、まさか、恋人になるなんて思わなかったよ~。まぁ、ぶっ飛んだ内容だけどね?キスしたら、旦那さま扱いなんて、面白い娘なんだな。設楽カガリちゃんは」
キョウヘイは、嬉しそうだった。
俺の相談に乗ってくれた。
「年頃の女の子だから、まず、軽い食事をしながら、ゲームセンターか、カラオケ、もしくは映画かな。より仲良くなるぞ?」
的確な、アドバイスだった。
普段、スチャラカな性格だが、こういう相談は、タカヤより良かった。
「初デートの結果、また、聞かせてくれ。小説のネタになるから。それと、大切な事だが」
キョウヘイは真剣に言う。
「いくら、仲良くても、まだ未成年だ。セックスするなら、ゴムつけな?子どもが出来たら、向こうのご両親に、責任取らされるからな?男なら責任取りな?幸せを与えるのが、男のチカラ、お前の行動で決まるからな」
そう言ってLINEを切った。
当日のデートプランを考えた。
いつも、ゲームかアニメや漫画を読んで土日過ごしていたが、今回は違う。
初デート、彼女とのデートで、緊張していた。車も、あるし、どこに行くか、悩む。
いろんなことを、考えて、もう、23時00分だ。
そして、寝た。
明日が楽しみだ。修学旅行を思い出した。
最初のコメントを投稿しよう!