通じ合う心

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放課後 ソウタは授業の終わりを告げるチャイムと同時に教室を飛び出してハルセのいる隣のクラスに向かった 「ハルセ!」 教室に入るや否や大声で名前を呼んだが反応がなかったが別の人物が反応してくれた 「大狼さん。会長ならもう出ましたよ」 「はぁ?!」 「あなたと同じように、チャイムの瞬間に教室を飛び出しましたから」 チャイムと同時に来たソウタにただ一人反応したのは、生徒副会長のライキだった。 「どこいったか分かるか」 「さぁ、何も言ってなかったですけど、寮に戻ったか、生徒会長室じゃないですか?」 「そっか、助かった」 ライキにハルセのいそうな場所を聞くと、すぐに教室を出てとりあえず近い方の生徒会長室に行くためまた走り出した 「あっ、生徒会長室には生徒会しか入れませんって、聞いてないか、、」 ーーーーーーーーー 「はぁ、はぁ、ここならソウタも入ってこないだろ」 ソウタと同じようにチャイムと同時に飛び出したハルセはライキの想像通り、生徒会長室に逃げ込んでいた。 全速力で走って疲れたハルセは自分が生徒会長としての仕事をする椅子で座って休憩していた 「、、いつもならソウタに会いたいと思うのにな、今はソウタに会いたくない」 「じゃあ、悪ぃがもう逃げられねぇな」 疲れて下を向いていたハルセはソウタが入ってきていることに気づいていなかった 「!。ソっソウタ!なんでここに」 「副会長に聞いたんだよ。なんで逃げんだ」 「、、昨日の話をするんだろ?」 「当たり前だ」 「それが嫌なんだ。、、自分で自分の事を気持ち悪いって思うのはいい、、誰かに気持ち悪いって言われたっていい、、でも、ソウタにだけは言われたくない」 「あ?なんの勘違いしてやがる、俺がハルセを気持ち悪いって思うかよ」 「?昨日の話ってそれじゃないのか」 「ちげーよ。俺だってお前と一緒の気持ちだって言いたかったんだよ」 「、、はっ?いっ今なんて」 「だから、事故だったけどおっお前ときっキスしたろうが!//、、別に悪くなかった//気持ち悪いとか思ってねぇ」 「わざわざそれを言いに来たのか?」 「そうだよ、悪ぃか!ずっと言うと思ってんのに、電話は切るし、俺の顔見るとすぐどっかいくし、俺を避けやがって。、!」 「俺のこと嫌いになったことあるか?」 「だからねぇって言ってんだろ」 「、、俺の勘違いでよかった」 ハルセはソウタからの話を聞くと、自分が嫌われているとか気持ち悪がられると思っていたことが勘違いだったと分かって嬉しくなり、まだ扉の前にいたソウタまで走ってハグをした 「、、また昔みたいに話してもいいか?」 「ん?ああ」 「また昔みたいに遊べるか?」 「いつでも誘ってくれんの待ってる」 「、、ありがとう」 「、、なぁ、もう一回していいか?」 「?何をだ」 「だから、その//きっキスだよ//あん時は事故だったからよ。ハルセも嫌じゃなかったんだろ」 「それは、//」 「子供の頃だってしたんだから、、いいだろ//」 「ああ//」 ソウタは恥ずかしそうにキスをハルセに頼み、了承したハルセは頬を赤らめながらゆっくり目を閉じた。ソウタは自分も目を瞑りながら顔を近づけキスをした 「んっ、//」 「っ、ソウタ、//」 「っ!//じっじゃあ言いたいことは言ったからな!//後、俺が嫌ってるなんて勘違い一生すんなよ。俺は絶対ハルセを嫌いになんてならないからな!じっじゃあな!//」 ソウタはくっつけていた口を離し、目を開けると目の前には俺よりも早く目を開け頬を紅潮させて恥じらうハルセを見て耐えれなくなり、早口に伝えたいことを言うと早足で部屋を出た
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