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新入生歓迎会 前
宝探しが始まり30分が経った
ソウタとナオヤもつまらなそうにしていたがなんだかんだ宝箱を探していて今は物置部屋を探していた
「宝箱あったっすか?」
「いや全然ない」
「こういうところにありそうっすけどね、、あっこれじゃないっすか?」
ナオヤは棚の奥に置かれていた宝箱を見つけた
「金、当たりだな」
「ソウタさんにあげるっすよ」
「俺はもう少しここら辺探す」
「じゃあ俺は他のところ探しに行ってるっすよ」
ナオヤは金の宝箱を持って部屋を出た
「さて、やっと一人、、ハルセを探すか」
「呼んだか?」
「!!」
ナオヤがいなくなったことでやっとハルセを探しに行こうとしたソウタの後ろから声をかけたのはハルセだった
「そんなに驚かなくていいだろ」
「なっ何でここに」
「見回りで偶々通っただけだ、偶々な。それでどうしたんだ?俺を探すと言っていたが」
(言えねぇ、、ハルセに会いに行こうとしていたなんて。そのために何個か宝箱見つけたけど見なかったことにしたことを。偶々ここ来るなんて奇跡だろ!やべぇ、、嬉しすぎる///)
(ちゃんと誤魔化せただろうか、、。言えない、、始まってからずっと隠れて後ろをついて行っていたことを!今日は獅子川も見回りでいないから虎川がいなくなればソウタと二人っきりになれるんじゃないかとずっと気を伺っていたことを//)
「それで宝箱はあったのか?」
「一個、金はあったがそれはナオヤが持っていった」
「金は30個しかないからよかったな。それで何で俺を探してたんだ?」
「っそれは//」
「ヒントでも欲しかったのか?」
「そっそうだよ」
「金は全部俺が隠したからな、、欲しいなら言ってやろか?」
「いいのかよ、不正だろそれ」
「バレなければ不正もわからん。そうだな、、体育館で俺たちの小学校の思い出のある場所だな」
「思い出のある場所?そんなとこ、、」
「頑張って思い出せ」
「とりあえず体育館に行くか」
「また後で見に行ってやる」
それから二人は離れがたかったが話の感じ離れるしかなく別々の方向に歩いて行った
ソウタは言われた体育館に向かった
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