第0章 序章。

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第0章 序章。

唯一であり皆が絶対的な愛する存在。 それが…唯愛(ゆあ)と呼ばれし者。 曹魏の中で唯一無二の存在である 唯愛を名乗るのは… 平塚唯(ひらつかゆい)である。 名前以外は誰も詳しい事を知らない存在ではありますが…曹魏の武将達は… 曹丕「唯愛、そなたは朕の后だ。」 曹丕…字は子桓(しかん)。 曹魏を建国した初代皇帝ではあるもののこちらは異世界にある魏の国であるため史実の三国志とは違う箇所が多々ある物語となっております。 しかし… 孫権「お前の態度がデカいのは史実だろうが異世界だろうが変わらぬ…」   孫権(そんけん)…字は仲謀とは、 犬猿の仲であり 曹彰「唯愛は私の妻です…」 曹植「いえいえ…」 曹家の貴公子達からあれよあれよと口説かれたと思いきや今度は… 夏侯淵「唯愛ちゃんはあれか…おじさんはお嫌いかな?」 夏侯惇「淵、唯愛に対してそんな気さくに話し掛けてはならぬ…」 荀彧「良いではありませぬか…。唯愛様に焦がれるのは男の宿命です…」 郭嘉「ふふ、 唯愛ちゃんは誰を選ぶのかな?」 曹操「ふむ、唯愛が望むなら 儂にもまだ機会があるのかな?」 唯愛(ゆあ)を名乗る以上、 皆の愛を一身に背負う覚悟と… 自分を磨く為の努力義務が課され… 唯「皆様のお陰様で私は唯愛になれるのでございます。感謝しております。」 但し… 皆にチヤホヤされる逆ハーレムが長く続くはずなどなく… 唯『唯愛として生涯暮らすには… 子どもを産み唯愛という存在を次に繋ぐ必要性がある…』 曹魏は複雑で… 曹操は夏侯家から養子に来ていた曹嵩の息子であるため曹操や曹操の息子と子を成した場合、次代の唯愛は夏侯家とは親類関係になるため…曹家の曹休や曹仁、曹洪辺りならば… 唯『妥協して良いのかな?』 それも悩ましいところで… 唯は今日も悩み続けておりました…。
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