ぱっくん

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 ぱっくんは、何でも食べる。  でも、この所、食べるのを我慢している。  でも、そろそろ我慢できない。  そんなある日、ぱっくんの所に、一人のおばあさんがやって来た。  ぱっくんをぎゅっと、抱きしめてくれた。  ぱっくんは、いままで感じた事のない温かさを感じた。 「おばあさん、だれ?」 「大丈夫だからね」 おばあさんは、優しく言った。  その時、ぱっくんの身体を鋭い痛みが貫いた。  ドス!   ドス!  ドス!  幾つもの、痛みが、貫いた。  ぱっくんは、倒れた。  いっぱい、いっぱい、血が出ている。  おばあさんも、倒れている。 「おばあさん」  おばあさんは、動かない。 「おばあさんっ」  おばあさんは、動かない。
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