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「ありがとうございましたー」
出て行く彼らに声をかけると、知らぬ間に
「逢沢ちゃん、何かあった?」
傍らに居た店長に声をかけられた。
「わぁ、ビックリした…。いつも来てくださる
車イスのおじいちゃんいますよね?モデル
しないかと言われて」
「ああ、絵描きさんらしいね。この先の大きいお屋敷知ってる?そこに住んでるらしい
よ。」
「そうなんですね。お話聞いて、ちょっと胡散臭いと思っちゃった」
その時ふたりの話を遮るように来店客が入って来る。
「いらっしゃいませー」
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