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『(オレのこと)スキなんだろ? (オレと)ヤリたいんだよね?』
俺の感性でカタカナ変換すると冷や汗とモヤモヤは引いた。
ああ、そうだ。俺がやりてえのはバスケじゃねえ。
「お前と……」
「早く! 俺から攻めるよ」
声を発する前に腕を引かれた。こんな風に全く構えず誘われたのは何年ぶりだろう。
同年代なら男女問わずガードを固め避けるか、逆にしつこく纏わりつかれるのがほとんどだから。
天然恐るべし。それにしても危険なワードを無邪気に放つよな。
攻めるだって?俺はタチなんだよ。
「奪ってこっちから攻めてやるよ」
危険な会話にノッてくる。
テクはソッチが上でも身長で勝ってる。
と、油断したら素早くレッグスルーで股を抜かれてジャンプシュートを決められた。
「くっそ」
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