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「くそビッチが!」
そんな俺に残されたのは母親そっくりなビッチな姉AとBの二人。
出かけてる間にクローゼットを開けられた気配があって確かめるとグチャグチャになってた。
「またかよ。姉Aーー」
姉の部屋のドアを足で蹴って乱入する。
やっぱり見たことない男がベッドにいた。いや、二、三回見たかも。どうでもいい。
「てめえの男に俺の服恵んでんじゃねーよ」
「ああ、うっさ。服の一、二枚いいじゃん。アンタのケツ追っかけまわしてるスタイリストにタダで貰ってんでしょ?」
未成年の弟に向けてタダってとこ含み持たせんなよ。
「ああ、マジのタダだよ。仕事手伝っても無報酬なんだからな」
ちなみに姉Aは服を着てない。相手の男は俺の服を着てる。
馬鹿、罵倒、罵詈雑言の応酬。
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