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放課後へ向く時間は今度は悟の事が頭から離れないが、そんな気楽な事を考える自分が馬鹿になる話を朝から二つ聞いている訳で、変に冷静でいられている。。これで良いのかは分からないが、、まぁという訳で放課後悟君を先頭に人気の無い公園に入って行く。悟は淡々と真美は他人事とは言え聡美の彼氏の話の事で、そう言うモノを考えやすい状況にはある。。 「真美ちゃん。絶対に秘密の話なんだけど聞いてくれるかい?」きた!と思いつつでも絶対秘密ってどう言う事だろうと思うが。とりあえず、うんと返事をする。自分の鼓動を感じる。普通の体型。普通の顔。と自負していながら普通より遅い春がきそうなこの状況に震えていた。そう震えていた。 「この話を聞いてもらったら後に戻らせないつもりなんだけど、覚悟してね」少し焦る。。この場で迫られらるのだろうか?それはどうなんだろうと思いつつも、こう言う時は余裕を見せたいという所でまた「うん。」と返事をする。 「俺人間じゃないんだ!これを言うのは人間では二人目で今目の前に居ると真美が思っている悟にだ。」突然のことで、且つ突拍子もなく私の妄想は打ち砕かれた。 「なんだー!」いやーなんだどころではないのだが、、そう自分の頭は理解しようとしていた。どんな冗談を聞かされるのか?或いはマジでヤバイ人なのか状況が実際にそうなのだろうか?そう考えながら場に則した言葉を足そうとするがそんな頭はない。 「今日は本当に変な日だよ!色々有りすぎる!!」 「色々あったみたいだから俺も動いたんだよ」 「そうなの?、、ってどういう事?」 「説明するね」
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