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翌日の夕方真美のセッティングで四人は公園に集まっていた。 「真美四人も集めて何するつもりなの?」菜津が慣れた風に問いかける。 「じゃあ悟君よろしく」皆んなの視線が悟じゃない悟に集まる。 「では代わります。悟出てきて!」そう言って四人以外がいない公園に人数的に5人目となる、二人目の悟が出てきた 「どう言う事?」聡美が代表して質問する。。その間に二人の悟が握手して見せた。おそらく宇宙人に対するイメージを良くするためだろう。。 「じゃあ本物の悟から話してくれるか?」 「OK!まず彼は宇宙生物なんだ。真美には昨日君達が真美に相談した後に話しているらしい。今見えている彼は集合体で、昨日真美ちゃんにこの事を伝える前に様子見で仲間を真美に付いていてもらったみたいで、話は共有している。その事も真美に伝えた上で、昨日俺を含め3人が真美に相談した内容は彼なら全て解決出来る。ただ奈津にはお兄さんの戸籍を間借りするのをお願いしたい。聡美には彼は今奈津の件も含めて綺麗なお金がいる。いくらなら出せるか話しを進める前に返事を貰いたい。」奈津はすぐに大丈夫だと思うと返事をする。聡美は少し考えて返事をする。 「私が親から用意できるのは1000万円ぐらいだと思う。でもその為には悟と力になってくれると言う宇宙生物の事情を話して貰わないといけないと思う。その話が出来ないのなら私がお年玉と親の仕事の手伝いで貯めてる100万円までね」 「リリック話は進んでるよ!返事をしてあげて」悟がもう一人の悟に声をかける 「OK!二人の条件は俺の希望に沿うモノだよ。聡美いつ会いにいけば良い?お金と引き換えに認識を流そう。早い方が良いと思うから今日でも良いよ。お金は10日は待とう。なお偽り、不和があった場合は君達の命はないからね」 「「分かった」」真美の方を見る3人と宇宙生物。。。 「えっ?私も!?」 「そりゃそうだろ」ムスッとした真美は思い出した様に言葉を告げる。 「そうだ!皆んなに私の願いも叶えて貰おうかな!私だけ損だし!」 「「「「良いよ」」」」3人と宇宙生物が息を合わせる 「私成績やばくてさ!此処にいる宇宙生物さん以外は頭良いじゃない?勉強教えて欲しいの!」 「いつも補修受けてるらしいもんね。アンタならつけ込まれないと思ったの。。それぐらいなら私はできるわよ」聡美が手を挙げる。 「馬鹿は相手しやすいからな。。聡美は古文、現代文が得意だったよな。俺は英語にしようか。。で奈津は日本史と世界史でいいよな」 「OK」奈津も答える。 「二人とも酷いよ。私そんなに馬鹿かな??」 「「うん」」うなだれる真美と少し笑顔の見える奈津はそのまま偶に有る二人の帰り道をしょうかしていった。 とりあえず今日から奈津の家に宇宙生物が行くらしい。。早い方が良いだろうという事だ。
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