エピローグ

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エピローグ

ガラガラーっと扉の開く音がして、私は読んでいた文庫本から顔を上げた。そこには1人の男子が立っていて、 「文芸部って、ここですかー?」 と聞いてきた。茶色っぽい髪とくりっとした瞳が犬を連想させた。それが、私と西田くんの出会いだった。
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