ただ一匙の…

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 『 惑いは消さねばならぬ   ただ一心に 王 たるべし 』  ただそれだけの言いつけを   護るための身の上は     一夜の慰めの恋  愛しきひとよ、どうか    私以外を望まないで  閨の囲いの向こうでは   "耳の"見張りが        夢を裂くから          
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