君といっしょ

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今日の晩ご飯は、ぼくの大好物のハンバーグだ。 ハンバーグを見たら、ぐぅ~っとお腹が鳴る。 ぼくはすごくお腹が空いていた。 君も「おなかすいたー!」と、大きな声で言う。 「おっ、この子が新しい家族か。可愛いねぇ」 さっき帰ってきたお父さんも、君を気に入ってくれているみたい。 「ありがとう!よろしくね!」と、君はお父さんに大きい声であいさつをした。 「君には、これをどうぞ」 お母さんは、二枚のお皿を君の前に置いた。 一つのお皿には水。 もう一つのお皿には、この前お店で買った缶づめと同じ食べ物が乗っている。 お母さんがお父さんに連絡をして、買ってきてもらったらしい。 お母さんは料理をならべるのが終わって、いすに座る。 「それじゃ、いただきまーす」 「いただきま~す!」 手を合わせて、お母さんのあとにつづいて、みんなでいただきますをした。 お母さんが作るハンバーグは美味しくて、自然と笑顔になる。 下を見ると、君はむしゃむしゃと音を立てながら美味しそうに食べている。 「美味しいね!」 ご飯に夢中になっている君に声をかけた。 君といっしょにご飯を食べれて、すごくうれしい。 「みゃー!」 君は顔を上げて、ぼくに向かって大きな声で鳴く。 ぼくは、うれしい気持ちとお腹がいっぱいになった。
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