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堕ちた。なにに?
恋
地獄
あなた
全部に堕ちた。
君に手を伸ばしたら君はバベルの塔の上に居て、
君は神に手を伸ばしていた。
アタシはあなたに手を伸ばしているのに、アナタは星に手を伸ばして、アタシはあなたを見ているのに、まるでステラを呼ぶようで。
でも、手を伸ばすのに、君はステラのように、あたしを呼ぶステラのように。
あぁ、届かないのだ。ど感じさせる。
イナズマ
荒波
洪水
アタシとアナタには、方舟はどこにもこなく。
アナタは下に落ちてきた。
堕ちてきた。
嬉しかった。
死ぬほど嬉しかった。
死ぬから嬉しいのか。
でも死ぬ間際ほら、やっとここ《胸》に来てくれた。
貴方の顔は見れてないけど、アタシの顔は、気持ち悪いぐらい歪んでいた。
黄昏に揺らめく炎のように、アタシの、あたし達の、恋と命は、ゆらゆら、点っていた。
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