陸上人生

体育祭

瞬「じゃぁ、、、、行ってきます。」
母「よし！！！頑張れ！」

ガチャン

ふぅぅ、、、、。
サトシ、
ヒトミ、
来てくれてありがとう。
--教室--
瞬「おはよ。」
三原「おっす！」
足立「瞬！今日頑張ろうぜ！」
瞬「おう！」

森田「今日は先輩として初めての体育祭だｯｯ！」
森田「気合い入れてけよおおおおお！」
生徒「はい！」
--体育祭--
「我々生徒一同は、スポーツマンシップに則り
正々堂々と戦うことを誓います！」
足立「なぁ、、、、。」
瞬「なに？」
足立「頑張ろうな！」
瞬「お、、おう。」

「これより！第50回第一中学校体育祭を開催しますｯｯ！！！！」

ｳｵｵｧｧｧｧｧｱｵｵｫｯｧｧ！！！
ｵｵｫｵｯｫｵｫ！！！

こうして、、、体育祭が始まった。
まず一種目目は、選手対抗100m。
これは確定で勝つ。
と、思う。

「では！1種目目のクラス対抗100mです！！！」
「組代表の選手を紹介します！！」
「1レーン 1組の片桐さん！！！！！！」
ｶﾜｲｲｲｲｲ！！！
「2レーン 2組の佐藤君！！現在1位候補です！」
ｳｵｵｵｫｫｫ！
「3レーン 3組の高橋君！！！！！！！」
ｶｯｺｲｲｲ！
「4レーン 4組のサトシ君！陸上部に入るという噂が立っております！」
ｲｪｪｪｪｲｲ！！
「5レーン 5君の田中さん！！！こちらも1位候補にあります！！！」
「以上！5名の出場です！！！！」
--テント--
森田「瞬ファイトォォォ！！！いつも通りにいけぇぇぇぇ！」
足立「お前なら楽勝だろおおおおお！」
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もう、、、恥ずかしいよ、、、。

田中さん、、、、確かサッカー部だったよね。
勝てるかな。カナタ君みたいに早かったらどうしよう、、、。

「位置についてー！」On your marks

タイミングつかめるかな、、、。

「よーい！」set

「どん！！！」
--テント--
森田「よし、SDは完璧だ。」
足立「あいつ大丈夫ですかね、、、。」
森田「え？」
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「おおっと！？佐藤君がいきなり減速してしまったぁぁぁ！！！」
「そして！田中さんが一着だぁぁぁぁ！」
「佐藤君は3着でのゴールです！どうしたんでしょうか！？」
--テント--
足立「やっぱり、、、、、。」
森田「どういうことだ、、！？」
足立「あの時。」
森田「え？」
足立「カナタに負けた時から走りがおかしいんだよ。アイツ。」
森田「それって、、、。」
足立「"イップス"」
足立「だと、、、、思う。」

森田「いや、、、、違う。」
足立「え？」
森田「あの脚見てみろ。」
ﾋﾟｸﾋﾟｸ
足立「ふくらはぎと太ももが痙攣してる！？」
森田「あれは過度な筋トレが原因だ。」
森田「過度な筋トレは様々なデメリットがある
筋トレのやり過ぎは、筋力の低下を引き起こす可能性があるんだ。
筋トレを適切に行えば、筋繊維の破断と超回復が繰り返され、
筋力が少しずつ向上していくんだが、、、、。
筋トレをやり過ぎると疲労の蓄積によって筋肉のパフォーマンスが
落ちて、筋力の低下が起こってしまうんだ。」
森田「しかも、詳しく言うと筋力の低下やモチベーション低下、
免疫力の低下などのデメリットがある。また、過度な筋トレは
ストレスホルモンであるコルチゾールの増加を引き起こし、
免疫機能の低下や筋肉の分解、代謝の低下をもたらす
可能性があるんだ。」
足立「ってことは、、、」
森田「あいつは、カナタに負けた日から
過度な筋トレを繰り返している、、、、！」
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え、、、、僕が負けた？
なんで、、、あんなに頑張ったのに。
あの日から、、、ずっとずっと筋トレを頑張ってきたのに。
やっぱり僕はダメなのかな。
リレーも負けるんだろうな。
僕はだめだ。

瞬「僕、、、もうだめかもしれな、、、い。」
森田「お、、おい！瞬！！！」
ﾊﾞﾀﾝｯ
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瞬「はっ、、、、。」
保健室？
そうだ体育祭！リレーは！？
瞬「、、、、。」

僕は窓を覗き込んだ。
まだ体育祭は続けているらしい。
なにやら司会が興奮したように叫んでいる。
「次は本日の大目玉兼最後の種目！！！！」

ん？もう最後の種目なのか、、、。
最後、、、？リレー！？

「部活対抗リレーですｯｯ！」

行かなきゃ！
、、、でも、僕が行って勝てる保証はない、、、。
=====
マサムネ「そんな言うなら、夏季陸上大会で待ってるぜ！！！！」」
足立「お前なら楽勝だろおおおおお！」
=====
いや、、、行く！僕が行かないと、、、、！
まだ諦めていない人がいる、、！
僕もまだ諦めてない！！！！！
--グラウンド--
森田「おい！瞬は安静にしてろって！」
瞬「いや、、、、行きます！行かせてください。」
森田「脚が壊れてもいいのか？」
瞬「、、、、、はい。」
森田「行って来い。」

「おおっと！？ここで佐藤君が復帰しました！大丈夫なんでしょうか！？」

瞬「みんな。準備はいい？」
ヒトミ「うん。」
サトシ「おけ。」
足立「うし！」
瞬「行くぞおおぉぉぉ！」
ヒトミ「おおおおお！」
サトシ「おおおおお！」
足立「おおおおお！」

「それでは、部活対抗リレーの説明です。」
「このリレーは400mを4人で走る4x100となっております！」
「なので、一人当たり走るのは100mです！」
「チーム紹介です！」
「サッカー部！優勝候補です！」
「バスケ部！」
「バド部！」
「バレー部！」
「卓球部！」
「水泳部！」
「理科部！」
「テニス部！」
「野球部！こちらも優勝候補です！」
「陸上部！そして最後のチームであり、最後の優勝候補です！」

「以上！10つのチームでお送り致します！！」
「これより！部活対抗リレーを開始しますｯｯ！！！！！」
うおおおおおぁぁっぁぁぁ！！！
始まったぞおおおおぉぉあぁぁ！