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支部予選 予選
支部予選とは
行われるのが早い都道府県だと4月の後半からもう始まってしまう形となり、4月といえば学年が上がって1年生が入ってきて、というバタバタしている時期でもあります。そんな時期にすでにインターハイに出場するための予選が行われるという感じになりますね。
実際にここでなんらかのミスでコケてしまえばどんなに全国優勝できるほどの実力がある人でも県大会にすらでれないなんてこともザラにあります。
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「それでは、支部予選。男子100m予選5組」
「選手の紹介です。」
・
・
・
第4レーン
眞田高校
佐藤瞬
・
・
以上7名の出場です。
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On your marks
ふぅぅ、、、、。
いつも通りに。
set
パァァン
そうだ。
基礎を思い出せ、、!
太ももと地面は平行にして、
重心を前へ!
そうでしたよね、、、森田さん!
後半はとにかく失速をできるだけ減らす、、、!
フィニッシュはトルソーを前へ!
トルソー:胴体の部分
「ここで怪我から復帰した佐藤選手が3着です!危ないですねー!」
--サブトラ--
瞬「久しぶり。」
マサムネ「、、、、、3着か。」
瞬「あ、、、どうも。」
カナタ「やぁ、久しぶりだね。」
マサムネ「お前が入院してる間、カナタの内なる情熱が解放したんだ。」
カナタ「その言い方キモいよ?」
マサムネ「俺が解放してやったんだぜ!」
カナタ「キモいよ?」
瞬「ってことは、、、!」
マサムネ「またライバル同士に戻ったんだぜ!」
瞬「おお!よかったじゃん!」
カナタ「負けてらんないよ、、!」
そんなかんじで、カナタ君が普通の人になった。
僕が知らない間に色んな事が起こってた。
足立が県大会の準決勝言ってたり、
ヒトミさんが県大会優勝してたり、
サトシが総体で優勝したり。
マサムネ君が全国大会をまた優勝してたり。
世界は平和だった。
マサムネ「おい!カナタもう始まるぞ!コール行くぞ。」
カナタ「僕が先に行く!」
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注目の選手!
マサムネかカナタか!?
それでは、競技が開始します、、、!
On your marks
マサムネ「最後に流してやるよw」
カナタ「ちっ、、、。」
set
パァァン
「さぁ注目のレースが開始しました、、、!!!!」
「予想通り!
マサムネが先頭を維持しています、、!
ですが後半の鬼、カナタがいつ来るかわからない状況、、!
さぁ!後半50mで!?
カナタがマサムネに食いつく!?
さぁ!一進一退です!!!!」
「そして一着は!?
カナタです!!!!!
マサムネは二着です!!!」
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マサムネ「後半の加速は反則だろー!」
カナタ「しょうがないよ!才能なんだからw」
マサムネ「くっそ!てめぇ!!!!」
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「支部予選100m予選が全て終わりました。」
「次は準決勝へとレベルが上がります!さぁ今!熱い春がやってくる!!!」
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