陸上人生

県大会 予選

県大会とは、人口の少ない地域だと支部予選が無くいきなり県大会から始まるなどといった場合も少なくありません。その場合は早くても5月上旬頃から始まるので支部予選のある都道府県に比べたら余裕はあるでしょう。

しかし気をつけたいのが支部予選をすでに行なっている県の人は良いのですが、いきなり5月に県総体から始まるとなるとまだ試合慣れできていなかったり、去年の本来の実力がはっきできずに終わってしまったりしてしまうことがあるでしょう。
都道府県大会で上位6位に入賞することで地区大会への出場が決まります。
--サブトラ--
マサムネ「えぇぇぇぇ！？」
カナタ「驚きすぎだよ。」
瞬「そんなわけで、TAFに所属しました！」
マサムネ「ってぇことはカナタと同じクラブじゃねぇか！」
カナタ「急に当たり前のことを、、、、。」

瞬「ねぇ未来さんってちょっと変な人じゃない？」
カナタ「確かにね～、でも腕は本物だよ。」
瞬「そうなんだ。」
カナタ「うん。」

マサムネ「もう、県大会まで来たのか～。」
カナタ「そうだねー。」
瞬「次は地区大会、、、か。」

「まもなく開会式をしますので、フィールドへお集まりください。」
--開会式--
「それでは、陸上選手権県大会を開会します。」
オオオオｫｫｫｫ！！！！
--本部--
「いやぁ、今年も絶対王者 マサムネを破るのは誰なんでしょうかねぇ。」
「新星 瞬か、ライバル カナタか、」

「あっ！マサムネさん、始まりますね！」
マサムネ「そうだな、まぁ見た感じ余裕を持って優勝できるぜ。」
「おおお！勝利宣言来た！！！」
マサムネ「カナタと瞬、この二人だな気を付けるのは。」
「やっぱりそうですかー！じゃぁ頑張ってください！」
マサムネ「おう！」
ｺﾂｺﾂ...

ﾊﾞｻｯ
マサムネ「いてぇな？前見ろよ。」
「すいません....」

マサムネ「、、、、。」
あれは、、、総体で優勝したサトシとかいう無名のガキだ、、、。
=====
「それでは、100m予選1組の競技を開始します。」
「それでは、選手の紹介です。」
第1レーン
笹塚サトシ
・
・
第4レーン
佐藤瞬
・
「以上7名の出場です。」
=====

On your marks

え、、、、サトシ？
あの頃の？
瞬「サト、、、、。」

な、、、、なんか、変わったな。
髪伸びてるし、、、。
なんか、暗いな、、、、。
まぁいい。今はこの10秒に集中しよう。

set

ﾊﾟｧｧﾝ
「始まりましたぁ！100m予選！このレースには新星 佐藤瞬がいます！」
「どんな走りを見せてくれるのか！！！楽しみです！！！！」

すぅぅぅ、、、、。
いつも通りに。
大丈夫。
ここまで来たんだから。

もう失敗しない。
もう諦めない。
もう辞めない。
もう負けない、、、！

「さぁ！レース中盤ですが？サトシが加速しています、、、！！！」