陸上人生

県大会 決勝

--サブトラ--
マサムネ「とうとうここまで来たのか。」
カナタ「そうだね。」
瞬「じゃぁ、行こうか。」

決勝へ、、、！
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これから、男子100m決勝を開始します。

それでは、選手の紹介です。

第1レーン 南高校 "足立勝"
第2レーン 第三高校 "笹塚サトシ"
第3レーン 猫待高校 河本キリト
第4レーン 大毎高校 "柏木マサムネ"
第5レーン TAF "浅倉カナタ"
第6レーン TAF "佐藤瞬"
第7レーン 玄應高校 怏々 ユウヤ
第8レーン 池田高校 雨宮 ヒトミ

以上、8名の出場です、、、！
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いやぁ、これは面白い戦いになりますね。
勝つのは誰なんでしょうか！

新星 佐藤瞬か、、
絶対王者 柏木マサムネか、、
宿敵 浅倉カナタか、、
下剋上 笹塚サトシか、、
初速の神 足立勝か、、、、、、！
この決勝、一着は誰だ、、、！！！！

On your marks

さぁ、それぞれの選手が積み重ねてきたこの日々を今。
解き放とうと準備しています、、、、！

ヒトミ「はぁ、、、私は蚊帳の外ね。」
ヒトミ「寂しいな。」
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瞬「先にゴールした方が」
マサムネ「勝ち」
カナタ「じゃぁ、始めようか。」

カチャン.....
カチン.....
グッグッ.......

沈黙。
風の音さえ聞こえないこの瞬間はとても緊張する。
いつ来るか。

set

ｻﾞｻﾞｯ

、、、、長い。
緊張しているんだ。
落ち着け、、、、。
前を向け、、、
しがみつけ、、、
胸が苦しくても、
諦めんな、、、
叫べ、、、、！！！

ﾊﾟｧｧﾝ!!!!

さぁ！！！！始まりました男子100m決勝です！！！！！！

ふぅぅ、、、、。

ありがとう。
森田さん、マサムネ君、みんな。

僕は目標を達成するよ、、、。
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さぁ！レース中盤ですが？佐藤は遅れている、、！
やはりレベルが違いすぎたかぁ！？！？
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レベルが違う、、、？
そんなわけないだろう。
マサムネ君言ってたよね。
新たな走りを作成するって。
じゃぁ、やってみるよ。

"ノーマル ラン"
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おおっと！？5着から？
佐藤が？
伸びていくぞ？
おおおおお！？
来た！新星 佐藤が中盤できた！！！
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カナタ「、、、、。」
、、、あれは！

足立「、、、、っ。」
こいつ、、、！
いつの間に真横に、、！？

サトシ「情熱、、、、、！」
そうか、君はマサムネ君の走りをコピーしたということか、、！

マサムネ「、、、、。」
俺と同じ覇気を感じる、、、！
いや、感じない、、！？
これは、、、、！！！
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そのままレースが後半に移り変わり！？
カナタと足立とマサムネと佐藤が並ぶ！！！！
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足立、、、、後半も早くなったんだな。
成長が見えるよ、、、！！！

何度でも何度でも、立ち上がり呼ぶよ。
マサムネの名前を、声が涸れるまで。

悔しくて苦しくて、がんばってもいいタイムが出ない時も
マサムネ君を思い出すよ。

だから、、、、、僕は、、、、、！

勝つんだ、、！！！