王都に出かけないか

11/16
前へ
/342ページ
次へ
「十分ブロンシュは頑張ってくれてる。俺が想像していた以上にな」 「そうでしょうか⋯⋯」 ノアール様は優しい方だからこう言ってはくれているが、ちゃんと眠れているのだろうか。 何もせず、身体を休めるためにゆっくり一息つけるような時間はあるのだろうか。 休んでるところを見たことないけど、本当に大丈夫なのかいっちょまえに心配になる。 「ブロンシュこそ大変じゃないか?王宮に来て半年でここまで俺の仕事を学んでくれるなんて大変だっただろう」
/342ページ

最初のコメントを投稿しよう!

158人が本棚に入れています
本棚に追加