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(どこから俺は間違えたんだ。なんでこいつはこんなにも俺に執着する。)
いつの間にかアベラルドの顔がゆっくりと近づいていてそのままラウルの唇にキスをする。
「んっ・・・・・・・・待っ・・・・」
最初は唇を当てるだけのキスだったが、だんだんアベラルドが舌を入れ始めグチュグチュと深くなっていく。
「ん・・・・・・ちょっ・・・・や・・」
ガリっ
「やめろって言ってるだろ!」
ラウルに唇を噛まれ血が滲んでいるアベラルドは無表情そのものだった。
「俺はお前を許さない。お前みたいなクズとずっと一緒にいるなら死んだ方が何倍もマシだ。」
そう吐き捨てたラウドを見て、アベラルドは自身の金色の髪をかきあげる。
「はぁ。最初は優しくするつもりだったが仕方ない。」
そう言ったアベラルドはなかに入れていた指をクチクチと動かす。
「・・・・・・・やだっ・・・・・ぬけっ・・・・・ぬいてくれっ・・・・・・・」
(なんだ?体が燃えるように熱い。それに入れられてる部分が疼く)
「よかったよ。お前が誰にもここを触らせていなくて。まあもし指一本触れる奴がいたら俺が殺すがな」
そのままアベラルドがグチュグチュとナカを触っていると
「ーーーーっ!!」
ある一点を掠りアベラルドの体が大きく跳ねる。
(なんだ今の。触れられただけで体全身に電気が走った)
その反応を見たアベラルドは口角をあげ
「ここだな」
そう言うとともに一点だけを指で強くグリグリと押していく。
「や゛だっ・・・・やだっ・・・・・・そこ押すなっ・・・・・っ゛・・・・・・はぁっ・・・・・おすなぁ」
「やだやだ言うわりにはずいぶん気持ち良さそうだがな」
「気持ちよくなんかっ・・・・・・ないっ・・・・・・ん゛っ・・・・ 早く抜けっ!」
「そうか。それなら仕方ないな」
そう言ってアベラルドは指を抜いた。ラウルはそれを見てほっとし体の力を抜いたが、突然アベラルドが衣服を脱ぎ始め鍛え抜かれた裸体を晒したのを見てまた体が強張りはじめる。
「な・・・・・・何してるんだ?終わったんじゃないのか?」
「終わり?何を言ってるんだ?今から始まりの間違いだろ」
アベラルドはまるで獲物を捕らえたような目つきで笑っていた。
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