◇恐怖

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そして、昼休み。 いつものように七星と机を向かい合わせにして座り、昼食のお弁当の包みを広げようとしたとき。 「あっ」 私は、お茶を持ってくるのを忘れたことに気づいた。 「七星。今日お茶持ってくるの忘れたから私、今から1階の自販機に買いに行ってくるね」 「うん。わかった、みっちゃん」 「……なぁ、美月。自販機まで行くのか? なんなら俺も一緒に行こうか?」 「えー? これくらい、1人でいけるよ。お茶買いに行くだけだから、すぐだって。ありがとう。じゃあね」 私は1人教室を出て、1階の自販機へと向かった。
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