お花見だんごは、恋の味。

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「はぁ!?んなわけねーだろ」 「だって、ずぅーっと機嫌悪いよ?」 「............っ、それはりんの勘違いだっつーの」 「むぅ!おーしくん、機嫌直してよね!」 「...............日本語分かってんのか、ボケ」 「うん。やっぱり〝反抗期〟だ!」 おーしくんが、 〝反抗期〟と結論付けた私は............ 「おーしくん!春と言えばなんでしょう?!」 クイズと言わんばかりに、 おーしくんを指差しながら問題を出した。 すると、おーしくんは。 「いや、とりあえず一旦落ち着けよ」 おぅ、なんと、 ──────至って冷静だ。 「私は、落ち着いてるよ!おーしくん!」 「その1、無駄に高いテンション」 「う?おーしくん?」 「その2、りんの喋ってる文字数」 「おやおや?おーしくん?」 「明らかに落ち着いてねーだろ‼︎」 〝反抗期〟なおーしくんに、 おーしくんの部屋からこうして閉め出された。
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