男爵

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「寝ててよかったのに」 「眠れなくて。その袋は?」 「今から分別!あの変な欠片なんだ」 色が違うと自分が言ったので、ノア達に手伝ってもらって仕分けしようと思ってると言うと、「じゃあ、大きな机が要りますよね」と受付に行ってくれる。 別部屋が用意され、机の上に全部出してため息を着く。 「嫌だぁ、多すぎ!」 「あ、あの。お父様……触ってみてもいいですか?」 「良いですけど、気をつけて」 尖っているものや、その辺の石ころに似た形まで様々な形をしている。 両手にいくつか乗せたクレアが、「やっぱり」と結月になにか説明している。
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