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【何話してるのかな】
【何話してるのかな】
浜松からの客を待つ船頭さん二人。何を話しているんでしょうか。笠で隠れて顔は見えませんが、右側の船頭さんは煙管の向きから歩いていく大名行列のしんがりを見ているのがわかります。ずっと見ながら話していたのか、話してる途中でふと向いた瞬間か。
それにしても後ろ手に組んだ手に持つ袋には何が入ってるのでしょうか。おやつかな?( *´艸`)
しゃがんでる船頭さんも長い長い竿で何をしてるんでしょう。(着てる着物の柔らかな風合い、しゃがんだ時のシルエット、長年着ていて着やすいんだろうなとか、色々と目が向いてしまいます)
後ろ姿ですがリラックスしているのがわかります。長電話の秘儀意味なしいたずら書きのような感じで、話しながら只ぶすぶすと挿してるだけの特に何の意味もない行動なのかも(笑)
大名行列のしんがりと馬1頭。中州組は馬の周りでなにやら心配そうな様子で見守っています。馬は泳いできたのでしょうか?渡方さんが薦に手をかけているのが見えます。
薦を掛けなおしているのかもしれないし、「お荷物は濡れてませんよ」と薦を捲って見せているところかもしれないですね。
他の仲間は既に何艘かに別れて浜松へと漕ぎ出しています。
一艘約六人定員といったところでしょうか。岸から徐々に離れる三艘。コマ送りの要領で船頭さんの舟捌きを表しているのかなと思います。一番奥の船頭さんの持つ竿の2/3程が川の中に入っているのを見ると川の深さがわかります。
川底を打つには『長っ!』と思ったあの長さが必要なんですね。
コメントで東海道五十三次に川が良く出てくるので渓流下りをしてきましたと頂きました。竿一本で船を操る船頭さんが素晴らしかったとこのことでした。人力ってすごいですよね。
このご参加くださいがきっかけになったのがとても嬉しくてなりません。
これからも皆様に何かのきっかけにして頂けるようなご参加くださいにしていけたらと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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