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おれたちME星人は、地球という惑星で人間を飼っている。
やつらは動物の中ではとても賢く、
エサを我慢して自ら痩せ細り、食料選別から逃れようとする。
その反面、自らは殺し合いをするいう変わった習性を持っている。
まずは戦争とやらをやめさせないと、食いぶちが減ってしまう。
まったく世話のやける生き物だ。
「今度、人間の仕入れを兼ねて地球に行ってくるよ」
「それがいい。おれらのこの姿見せたら、さすがに争いもやめるだろう」
彼はそう言いながら、トラック並みの大きな背中からバキューム状の細長い口を突き出し、ブロック肉を一気に吸い込んだ。
「うまい肉って、食えば食うほど、腹減ってくるんだよな」
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