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あれから、ずっと答えを出せなくいる。
嘘だとは言え、告白されたわけだ。
なにか考えないのは男じゃない。
どうしよっか。
「嘘だと分かってるけど、好きだよ」
「え?」
まずい、何がマズイって状況が不味い、
夜琉と一緒に、食堂でご飯を食べている時にふとあのことを思い出して、口に出してしまった。
「なに?
なんて、え、待って、ちょっと待って、いったん、こっち来て!」
考える暇も与えてくれず彼女は、僕を屋上に連れていった。
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