4月1日

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あれから、ずっと答えを出せなくいる。 嘘だとは言え、告白されたわけだ。 なにか考えないのは男じゃない。 どうしよっか。 「嘘だと分かってるけど、好きだよ」 「え?」 まずい、何がマズイって状況が不味い、 夜琉と一緒に、食堂でご飯を食べている時にふとあのことを思い出して、口に出してしまった。 「なに?  なんて、え、待って、ちょっと待って、いったん、こっち来て!」 考える暇も与えてくれず彼女は、僕を屋上に連れていった。
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