どうでもE噺 参

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どうでもE噺 参

宇宙一のケチで阿呆な町で起きた出来事をおとぎ話の様に語りますわネェ? 或る日の事で御座います。 ワタクシが夜道をひとりでトボトボと歩いておりますと、自転車に乗ったオバさんに声を掛けられましてぇ。 「‥‥‥なぁ、ちょっとちょっと。聞いてくれへんで!‥‥‥あんな、ウチ、協議離婚する事になっとるんやけど、印鑑買うお金がないけん、千円でええからくれへんで?」 「‥‥‥‥‥‥‥???」 (‥‥‥その前に、アンタ、誰!?) その時、ワタクシは、まるでメドゥーサに睨まれた旅人の様に動けなくなりました。 って言うか‥‥‥。 印鑑買うのに、普通、千円も必要ないですわよネェ?‥‥‥それに、珍しい苗字だと、千円どころじゃ済まないとも思いますけど。 何とも、ケチで阿呆な噺でした笑笑笑
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