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盈盈一水
雲一つない 澄み渡る青い空
翔けて鳴く幸せな音
窓の向こうで 眺める君は
どこか切なく、愛おしく思う
僕は...
何気無い会話で笑い合ったね
好きなモノと好きな人が
何故か似てるね
君と語り合った時間が一瞬で
どんな時も一緒に過ごして
辛い時は側に居てくれて
心強く、乗り越えられた
きっと...
青い空に 突然の雨
傘を持たず、ただ走る曇る表情
信じてると言い聞かせ
水溜まりに乗せる波紋
涙を浮かばせる君は、きっと...
少し時間が流れ 夕立が過ぎ
虚無の中佇む それでも虹は嗤う
こんな空を憎み 重くなる足取り
それなのに君は
美しく儚い尊い光
眩しい光は やがて沈み 茜い空
思えば思う程、苦しく愛おしい
この気持ちは きっと...
瞬く空に 微笑む月 滲んだ声
流れる星に希う この想いは
届くだろうか?
夜空に舞う淡く切ない聲
差す光に目を覚ます
瞬間に一粒の涙が...
遇いたいな
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