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恋心
いつもは無言で冷静で
何事にも負けず嫌いな君
そんな一生懸命な君を見てると
なんだか自分がちっぽけに思えて
僕も君みたく夢中になれたら
同じく肩を並べたらいいのに
背伸びしてみても君は行く
届かないこの手が置いてかれる
強く拳握りしめて追いかけてゆく
この恋は始まったばかりだ
いつも周りに誰か居て
楽しそうに笑顔振りまく君
あの和に入って隣に居たいのに
なんだこの苦しさは
気さくに声を掛けてくる君
ずっとこの時間が止まればいいのに
さりげなく声を掛けようと
勇気出しても思いは伝わらなくて
じっと見つめるその瞳が
そっぽ向いちゃう僕はこのままだと…
終わらせたくないこの恋を
互いが互いを思うばかりに
すれ違ってく
人波にさらわれても
掻き分けてゆく
共に抱き合って強く
この気持ちに嘘は似合わない
素直にただ「好き」と
こんな簡単な言葉なのに
伝えようとすると途端に出なくなる
これも恋か
今日も暑い日々が始まろうと
陽が注ぐ
カーテンを開けてみれば
横で気持ちよさそうに寝てる君
新しい一日が始まる
そんな日になれたら
なんてね
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