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気軽にこうして話せるアンディを慕っていないと言えば偽りになる そう、私はアンディに好意を寄せている 昔からずっと まぁ他に親しく話す男性がいないというのもあるけれど、 彼が傍にいてくれるだけで胸がいっぱいになる でも… 我が家は伯爵家 家格を何よりも重んじる父はアンディの存在なんて認めてくれない 一度我が家にアンディを招待した時 アンディが子爵家だと知ると、まるで自分とは住む世界が違うとでも言わんばかりの態度だった あの時のなんとも言えないアンディの表情が心から離れない それ以来アンディを家に招くことはしなかった 父からは「自分の品位を落とすような相手とは付き合わないように、 ラングトン家の名を穢すことがないように」 とことあるごとにその言葉を私に降り注ぐ 一体父の言う品位って何なのか…
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