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失恋の痛みがつらいでしょう?
それくらいの痛みではぜんっ一一一一一一ぜん、足りないけど。
ふふふ、大丈夫慰めてあげるわ。一緒に行きましょうね?」
「はっ?なんだ?体が動かない。メリッサ何をしたーーーーうわーーーー」
旦那様は、魔力のこもった鎖に拘束されて身動きがとれずにジタバタしている。
「最初から周りくどいことなんてせずに、こうすれば良かったわね。
ねえ?クリフ。」
拘束されて宙に浮いた状態の旦那様に近づくと、メリッサ様は、人差指で顎を掬い上げた
「ま、ま、待て待てメリッサ。
これは何だ?一緒に行くとは?
一旦これを解いてくれ、分かるよなメリッサ。話し合おう」
「お頭の弱いクリフには難しかったかしら?
時間ならたーぷりとあるから、
大丈夫よ。
あなたの腐った性根を叩き直すから。ふふ。誰にも見つからない場所でね。」
「メリッサ、お、お、お前は、やっぱりヤバイ奴だな。だ、だから、苦手だったんだ、無駄に美人な癖して性格が歪んでるだろ!!」
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