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タイミング的にそうとしか思えずに合原君に尋ねるが、彼は首を傾げる。何が? だって。
「ちょうどいい所に来てくれた! って思ってさー。原さん誰かと話してたけど、つい」
謝る合原君はペンキを付けたハケを、慎重に板に下ろした。本当に知らなかったって風に見える。
実際は分からない、でもヤヨイとの話をスムーズに切り上げられたし、助かった。
「何だかんだ、あと二週間。すぐに当日だよな」
「だよね、準備も当日もパララッと終わるよ。合原君は調理の担当だよね」
挿絵:にゃむ。様
X:@nyamu0928
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