16人が本棚に入れています
本棚に追加
/567ページ
「ちょっとお母さん、恥ずかしいじゃんやめてよ」
「何も言ってないよ。あの頃は私たちも……って、振り返ってるうちに二人で笑いが止まらなくなっちゃって」
思い出し笑いするお母さんは、両手で口を覆った。
「どういう人がタイプとか、そういう話もしたことないし、分からない。分かっても、多分お母さんには言わないと思うな~」
詩菜、毎日可愛いな。
八つも下だと、口喧嘩もしてこなかった。
母校に通う生徒の詩菜は、楽しく学生生活を送っているように見えていた。
挿絵:nono 様 / Vitsu様
X:@nono___xxx_
![4aec3f9c-b134-4dbe-adca-38a3cca37715](https://img.estar.jp/public/user_upload/4aec3f9c-b134-4dbe-adca-38a3cca37715.jpg?width=800&format=jpg)
![6e76b45a-72ed-4b56-9526-46a100246b20](https://img.estar.jp/public/user_upload/6e76b45a-72ed-4b56-9526-46a100246b20.jpg?width=800&format=jpg)
最初のコメントを投稿しよう!