第四章『原ちなつと哲学』

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「おかしく思われそうだから、さっき、目……」  さっき目を逸らした理由、ね。なんで。変なんて思わない。楽しめてる、良いことじゃん。 639ee539-e9cb-415e-8836-7fc09359d84b 「皐月、気にし過ぎだろ。朝から褒められてしかないにさー」 「うん、犀川君似合ってるよ。合原君は動きやすそう」 「身軽だから何でもできますね。原先生は、これからどこへ行かれるんですか?」  犀川君と仲の良い合原君が、自分たちは手芸部のワークショップへ行くと言った。 「ワークショップは、キーホルダー作れるんだっけ。記念に残るものかぁ、いいね楽しそう」 挿絵:苅屋 様
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