僕と彼女

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 冬から暖かい春になった。  身体が凍えた状態からほんわか温められるようだ。  満開の桜の下で僕は彼女に話した。 「葉山さんとお花見できるなんて夢のようだよ」  彼女はにっこり笑って答えた。 「だって夢だから」  僕はその言葉で目が覚めて過酷な現実に戻った。
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