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麗夜ごめん、俺らがあいつの分まで生きないとだな。
お花見会場の方に目を向けると首のなかった少女がこちらを見て『ごめんね』と口を動かしていた。
そして出口まで着いた時、死んでしまった修斗が無傷で倒れていた。
お前らどうしたんだ?
そう修斗が言った。
修斗、急いでここから出るぞ。
お花見会場の入り口は縄がかけられていたが、皆んな飛び越えて脱出した。
みんなが家に帰った頃ふと思った、修斗が何故『お前らどうしたんだ?
」っと言ったのか。
そう修斗は、このお花見会場で見た者を全て忘れていてのだ。
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