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隠れ家
【ドラゴンに乗った2人が湖のほとりに降り立つ】
リト:ピスタチオ、ありがとうもういいわ
【ドラゴンが姿を消す】
ロストール:ピ、ピスタチオ?
リト:あ、あのドラゴンの名前ね、ピスタチオ
ロストール:ドラゴンに名前をつけたのか?
リト:うん!だってお友達だもん
ロストール:ドラゴンの召喚魔法、いつのまに覚えた?
リト:お爺様に軟禁状態にされてる間、古い書物をずっと読んでいたの
ロストール:いや、読んだからってすぐに召喚できるやつらじゃないぞ
リト:そうなの?
ロストール:まぁ、祈り子の血を受け継ぐものなら有り得るか
リト:えーと、この辺りにお師匠様の隠れ家があるんだけどなぁ
【森の中を歩き出す】
ロストール:師匠?
リト:そう、白魔道士の師匠なの
ロストール:これからどうするつもりだ?
リト:んー、もう白魔道士試験は受けられなくなっちゃったから
ロストール:あぁ、再試験だったか
リト:こうなったらお師匠様に頼み込んで住み込みで働かせてもらおうかなって
ロストール:隠れ家ってすぐに見つかるのか?
リト:普通の人には見つけられないんだけど
ロストール:随分遠くに来たな
リト:お師匠様のところにいけば、馬を借りれるわ
ロストール:白魔道士に馬が必要なのか?
リト:街でむやみやたらに魔法は使えないから、買い出しに行く時は馬を使うの
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