第二話

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 一華は男に促されるままベッドへ向かい、横たわる。  男はその上に覆い被さり彼女にキスをし、酒の臭いが彼女の顔に掛かる。  彼は笑みを浮かべて一華の髪や頬を優しく撫でる。  彼女はその優しさにすぐに堕とされてしまった。  うっとりとした表情を浮かべて男を見つめる彼女を見て、男は不敵な笑みを浮かべる。  しかし、上辺だけの優しさに堕ちてしまっている彼女にはその笑みの意味に気付くことが出来なかった。 「バスローブ、外すよ」  彼が囁くように言い、一華は頷く。  バスローブの下から露わになった彼女の白い身体に男は獣の様な笑みを浮かべ、ベッドサイドに置いてある酒を一気に体内へ注ぎ込む。  そして酔いが回ったのか、彼女の裸体を前にして興奮しているのか、男の目は血走っていた。 「本当に、君処女?すごく綺麗でもったいないなぁ」 「初めてを捧げたい人には捧げられないから。どうぞ」  一華は淡々と言い、男はその言葉に鼻息を荒くしてますます怪しい笑みを浮かべる。  そして何も言わずに彼女の胸の先にある赤い突起をしゃぶり始めた。 「あっ…!ちょっと待って…」  一華は突然のことに驚き思わず声を上げるが、男はそれを無視してしゃぶり続ける。  彼は彼女の白く豊満な胸に顔を押し付け、貪る様にその突起を刺激するせいでその胸は激しく動く。  そして、もう一方の胸は男の手により鷲掴みにされて激しく揉みしだかれる。  その激しさに痛みすら覚える一華だったが、今日が「初めて」だからこういうものなのかと受け入れるしか無かった。  男はしばらくして一華の胸から離れると、彼女の両膝を掴み半ば強引に脚を開かせようとする。 「え…?ちょっと、何?」 「何って、挿れなきゃ始まらねぇだろ」  男は少し苛立った様子でぶっきらぼうに答える。 「でもっ…!私初めてでっ…!」  一華が慌てて言うと、男は舌を打ち「仕方ねぇな」と呟く。  そしてサイドテーブルの引き出しを乱暴に開けて何やら機械を取り出した。 「何、それ…」 「電マだよ。これでも当てりゃイヤイヤ言わなくなる」  彼はそう言うと、電マのスイッチを入れた。  すると、それは大きな音を立てながら先端の丸くなっている部分が激しく回転し始めた。  一華は初めて見るそれに思わず身を固くし、抵抗することを忘れてしまった。
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