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男は電マのスイッチを入れると、動揺して固まっている一華の秘部に押し当てた。
初めて受けるその振動に一華はすぐに仰け反り、受け入れ始めていた。
秘部を通して彼女の蕾へとやってくる振動が、彼女の全身を貫く快楽に変わっていた。
「うっ、ひゃぁっ・・・!」
初めての快楽に彼女は情けない声を上げ、男はそれを楽しそうにニヤニヤと笑いながら眺める。
しばらくして、男が何も言わずに彼の肉棒を一華の膣口に押し当てた。
その時、ハッと我に返った一華は僅かに上体を起こしながら抵抗した。
「やだ、待って。ゴムはめて・・・」
「はぁ?何でそんなものはめなきゃなんねぇんだよ。ナマでやってこそ意味があんだろ」
「やだ、怖い、やだ」
彼女は必死で拒んで脚を閉じる。
しかしその瞬間、彼女の視界に星が飛び、頰に鈍い痛みが走った。
「ごちゃごちゃうるせぇよ、さっさとナマでやらせろ!」
「やだ、いやぁっ!」
一華は必死で抵抗する。
しかし、抵抗すればするほど男は激しく彼女に暴力を振るった。
平手打ちは当然のこと、全身を電マや拳で殴り続ける。
「さっさと股開け、処女のくせにアバズレが!」
「ゴム無しなんて聞いてないっ・・・!」
「そんなこといちいち言わねぇぞ!アホか!お前は黙って股開いときゃ良いんだよ!」
殴られても必死で自分の身体を守る一華に嫌気が差したのか、男は手に持っていた電マを投げつけると、そのまま服を着てフロントに電話し始めた。
そして乱暴に電話を切ると自身の所持品を持って何も言わずに去っていった。
一華は恐怖と、殴られた痛み、そして男が去った事への安堵で一気に目頭が熱くなり、ボロボロと涙を流し始めた。
「わ、私が悪いけど・・・。怖かった・・・」
そして、そのままベッドを転がり落ちるようにして風呂場へと向かう。
そして、ここで体験した全てを洗い流すかのように殴られて腫れ上がった場所が更に腫れてもしつこく身体を洗い流していた。
それから翌日に大学へ来るまでのことはほとんど覚えていない。
唯一覚えていたのは痣を隠すためのテープを買いに、大学へ向かう途中に薬局へ向かったことだけだった。
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