86人が本棚に入れています
本棚に追加
「まださわっていないのに、溢れていますね」
下着には既に蜜がこぼれていて、糸を引いている。ぼんやりした中で妙にきらきら光って見えるのが印象に残った。
秘所から溢れる蜜を指に塗し、花芽を剥いて、擦って、時に摘まんで、また蜜を指に塗して、とサーシャはしばらく繰り返していた。コンスタンツェは花芽の刺激にどうしても弱い。腹の奥にどんどん熱と快楽がたまっていく。
不意にサーシャはコンスタンツェの秘所にそっと小指を挿し入れた。
「痛いですか?」
「きもちいい……」
コンスタンツェの意識がはっきりしていたら、サーシャの指を中に受け入れるなど、断固拒んだであろう。しかし、そうではなかった。サーシャはコンスタンツェの意識の網をかいくぐり、彼女の中へ侵入することに成功したのだ。サーシャは小指をゆっくり抽挿しながら、コンスタンツェに問う。
「痛くないですか?」
「いたくない」
「もう少し慣れたら、指を変えますね」
サーシャはコンスタンツェの中から小指を抜き、人差し指に変えた。小指は慣らすために前後に動かしていただけだが、人差し指は中を探るために挿れたので、サーシャは感触を丁寧に確認する。
「襞が多いですね」
「おかしい……?」
「いえ、素晴らしいです」
最初のコメントを投稿しよう!