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文字は読めるけど、まだうまく書けないんだよね。でもこれから必要になると思うし、いっぱい練習しないと!
本を抱えてお家に帰るために歩いていると、同じように本を持ってくれているクロウがチラッとわたしを見てきた。
「あんた、働く場所もなくなってどうすんだ? これから」
「うっ。あたらしいお仕事、見つけないと……」
「あてはあるのか?」
「うーん。えっと、一応? あのね、召喚士になったらここで働きたいなって思ってた場所があるの!」
「召喚士って認められてねぇのに?」
「うう。じゃ、じゃあ、今からいってみよう! 結果ははやいほうがいいもん!」
そうそう、引きのばしてもいいことはないからね。
でも、もしもダメだったら、どうしよう?
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