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幼稚園の頃の恋人を思い出してた
彼と初めて逢った時のことも覚えてる
私は朝から親に虐待されて
虚ろな心で幼稚園に来てた
半分泣きながら園内を歩いていた
そしたら彼が…
私を見て…
可哀想に…って
抱きしめてくれて
そのまま抱っこして壁の隅っこで
私を愛でてくれた
その日から、園内で出会う度に
隅っこに連れていき
私を愛でてくれた
ある日、私はそれに抵抗した
それきり彼は、私を無視して…
私はそれからずっとひとりぼっち
(ずっと彼といたので他の女の子と遊ぶ機会がなくて友達いなかったのよ(,,> <,,))
小学校に進学し
それからたくさんの友達の親や先生やお巡りさんや親戚の人達にも可愛がってもらった
そこで無償の愛をたくさん受けた
現在、私は公務員講座を担当して
面接練習にも参加してるけど
やっぱり色んな子がいてね
上司に「どの子が一番いいと思った❓」って聞かれて答えたのが…
ちょっと難ありの子だった
ほんとは、申し分のない子がいたはずなのに…
難ありの子に目を向けていた
それはね
申し分のない子は、私が「いい子」と言わなくても誰が見てもいい子だから
私が敢えて評価することもないと瞬時に感じて印象に残さなかったのよ
でも難ありの子は、難ありだからどこにいい所があるのか集中して見ていたんだ
だから印象の残った
何を言いたいかというと
私は幼少期から色々な人に寵愛を受けたけど
それは私が可愛かったからではなくて
「心配だったから」なんじゃないかと思った
気にかけてあげないと
この子、マズイんじゃないかとみんな、思ってくれて
それで愛してくれたんじゃないかと思った
親からの負のエネルギーに対して弱い子だから
守ってあげないとって思ってくれたんじゃないかな
私は実はとっても弱い子だったんだ
知らなかった…笑
周りから嫉妬される意味もわかった
そうだよね
みんな真面目に頑張ってるのに
私が寵愛を受けてしまう
そりゃつまらないよね
そういう人の気持ちもよくわかった
私に出来ることは、愛してもらったことに対する感謝だと思う
それに嫉妬してくる人たちの頑張りを私が認めてあげること
それに、自分の足で立てるようにすることだと思う
ネガティブな人に負けないメンタルを持つことが私にとっての自立だと思う
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